高畑事件に潰された「とと姉」真野恵里菜の本格ブレーク
そして、ようやく顔と名前が広く知られるようになったところで、年下2世俳優の不祥事のとばっちりを受けたというわけだ。彼女にすれば、はらわたが煮えくり返る思いだろう。
だが、14日松屋銀座で行われた「プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展」(19日まで)のプレス内覧会に登壇した真野は、そんな胸の内をおくびにも出さなかった。司会者からの「最近、いろいろなことがありましたが、癒やされましたか?」という意味深な質問にもニッコリとほほ笑み、こう答えたのだった。
「普段のことは忘れて植物と向き合うと、自分を問いただせる。心が洗われて癒やされました」
台本通り(?)とはいえ、展覧会のPRを交えた百点満点の回答だ。
コラムニストの桧山珠美氏が言う。
「予期せぬ事態が起こり、スケジュールがぽっかり空いたこともあるのでしょうか。ここ数日間だけでも2本のバラエティーに出演し、けなげに仕事をこなしている姿が印象的です。主演映画が大変なことになり、忸怩たる思いでしょうが、好機逸すべからずの精神で頑張って欲しいですね」
ものは考えよう。持ち前のド根性で“高畑ショック”を奇貨にできれば、もうひとつ上のステージを目指せる。