SMAP紅白辞退を予測できず 芸能メディアの甘すぎた見立て
NHKがあからさまな“手のひら返し”だ。大晦日の紅白歌合戦への辞退を申し出たSMAPについて、関連企画は一切行わないことを明言。番組から“SMAP色”を完全に排除するという。当初、籾井勝人会長が直々に出演交渉をすると言っていただけに、あまりの変貌ぶりにビックリだ。直前まで“SMAPシフト”を敷いていたNHKとしては、“裏切られた感”が強いのだろう。
「一時は、ジャニーズ事務所とNHKサイドで、来年以降の紅白の人選やSMAPが出る際の条件について、“密約”が交わされているとの情報が駆け巡った。さらには、ジャニーズの女帝メリー喜多川副社長が、SMAP出場に“GOサイン”を出したというウワサも流れました。各メディアも『そうはいっても、最後の最後は5人そろって出てくるのだろう』と楽観視していた部分があったんです」(芸能リポーター)
ジャニーズ事務所と付き合いのある女性誌も、秋から毎週のようにSMAP関連の記事を載せてきた。新しいネタがなくても、SMAPファンの声だけで構成された記事を掲載。12月に入ってからは“紅白、奇跡の出演へ”などの見出しが躍った。最初から出ないことをわかっていて“確信犯”的に報じていた可能性もあるが、どこかで期待する部分はあったのだろう。だが、結果は見てのとおりだ。