高橋一生 ドラマ「カルテット」舞台裏の涙ぐましい努力
「彼の特集記事を組むととにかく反響がデカい。間違いなく、いま最も旬の俳優のひとりです」(芸能関係者)
ドラマや映画好きの間ではお馴染みの俳優だが、ここのところ、高橋一生(36)の活躍が目覚ましい。NHK大河「おんな城主 直虎」での本格的な出番を控え、ひと足先に1月期クールのドラマ「カルテット」(TBS系、火曜22時)でも主要キャストとして出演している。松たか子(39)、満島ひかり(31)、松田龍平(33)といった主役級の面々と肩を並べ、四角関係のひとコマを担うのだから大出世だ。
10歳の頃から劇団に所属しており、今年で芸歴27年目。デビュー作の映画「ほしをつぐもの」(1990年)で主演のビートたけし(70)と田中邦衛(84)の演技に触れ、幼心に何か感じるものがあったのだろう。
昔から妥協を許さない徹底した役作りをする俳優として有名だが、「カルテット」では弦楽器のビオラ奏者という役どころに挑んでいる。毎回演奏シーンが設けられ、見どころのひとつとなっているが、クランクイン直前にはちょっとした“事件”があったようで――。