失恋やけ酒がつなげた赤い糸 ニッチェ江上の“結婚秘話”
江上 いつも酔いつぶれて台所で寝てると、翌朝、社会人のお兄さんが私らをまたいでお仕事に行かれる(笑い)。
近藤 お酒でお世話になってる先輩は、いとうあさこさん。
江上 独身のあさこさんは部屋でもてなしてくれるんです。
近藤 ある夜、外でご一緒に飲んだあと、あさこさんの部屋でワインで飲み直して。
江上 翌朝、部屋に散らばってるコルクを数えたら6本! 「ひとり2本ずつ飲んでる!」って。でも悪酔いしてない。あさこさんは私らのグラスに、いいタイミングでついでくれるんですよ。
近藤 まるで「スナックあさこ」。あさこさんはいいママです。
■ワインバーで常連さんに話しかけたら……
江上 私は結婚した(15年)のも酒がきっかけ。ひとりで通うワインバーは、旦那になる人もカウンターにひとりで座る常連。話しかけたことはなかったけど、私が彼氏にフラれてやけ酒ばかり飲んでた時期、そのワインバーで酔った勢いで「おごってくださいよ~」と初めて話しかけた。「いいですよ」と気軽におごってくれて、私があまりにべろべろだから、帰りに送ってくれたんです。そしたら、私のマンションの横が旦那の勤める会社でした! 「偶然!」と驚いたら、「今度ご飯でも行きませんか」と旦那が誘ってきて、それから結婚までいきました。これも酒のおかげ。