草彅剛 主演ドラマ「嘘の戦争」で果たす“打倒キムタク”
■役柄に応じて表情を変えられる
「ふたりとも一生懸命努力しているのだと思いますよ。ただ、個性の強い木村さんが、役柄によって表現を変えても同じように見えてしまう一方、草彅さんは役柄に応じて表情を変えることができる、違う顔に見せることができるというところは大きいかも知れません。努力家、読書家としても有名な草彅さんですから、表に出ないところから、相当の役づくりをしている、それがきちんとできている証拠だと思います」と城下氏は続ける。
劣等生が今に見てろと自分を掘り下げ、人知れず才能を磨き上げる。それは無理心中に見せかけて家族を殺された男が、天才詐欺師となって犯人たちへの復讐を遂げる今回のドラマの役とどこかかぶるし、木村との関係をも彷彿とさせる。
SMAPが解散した今こそ真っ向対決し逆転の機会と捉え、打倒木村で燃えているのかも知れない。