釈放後初のTV出演 ASKAが嘘偽りなく歌い上げた“福岡愛”

公開日: 更新日:

■ASKAサイドから出演打診

 淡々とした口調で質問に応じていたASKAだが、このテレビ出演が“復活の狼煙”というわけではなさそうで、執行猶予中の身だけに今はまだ「社会に戻るリハビリ期間」だとし、「自分にとって社会に戻るのは音楽を作ること。情熱を切らさないためにもアルバムを作り、そこから自分はどう世の中に映っているのか(確認したい)。どうしてもね、メディアの中で面白おかしく書かれたり、発信されることが多かったのでね。耐えてはいたんですけれどね」と恨み節も。

 そして、途中CMを挟んだ後、ピアノとアコースティックギターの生演奏に合わせ、時に目をつむり、時に両手を胸にあて、情感たっぷりに新曲を歌い上げたのだった。

 今回の出演経緯について、番組ではASKAサイドから打診があったと説明したが、なぜTNCだったのか。改めて聞いてみると、詳細は公表していないとのこと。しかし、「地元福岡にはASKAシンパが多くいて音楽活動再開をバックアップしています。同級生には地元の広告代理店の社長もいる。そのラインで今回のテレビ出演につながったのではないか」(事情通)という話も。

 ASKAが「母親のような気持ちで背中を押してもらったのは大きかったですねえ」と“福岡愛”を語ったことに嘘偽りはないのだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…