釈放後初のTV出演 ASKAが嘘偽りなく歌い上げた“福岡愛”
■ASKAサイドから出演打診
淡々とした口調で質問に応じていたASKAだが、このテレビ出演が“復活の狼煙”というわけではなさそうで、執行猶予中の身だけに今はまだ「社会に戻るリハビリ期間」だとし、「自分にとって社会に戻るのは音楽を作ること。情熱を切らさないためにもアルバムを作り、そこから自分はどう世の中に映っているのか(確認したい)。どうしてもね、メディアの中で面白おかしく書かれたり、発信されることが多かったのでね。耐えてはいたんですけれどね」と恨み節も。
そして、途中CMを挟んだ後、ピアノとアコースティックギターの生演奏に合わせ、時に目をつむり、時に両手を胸にあて、情感たっぷりに新曲を歌い上げたのだった。
今回の出演経緯について、番組ではASKAサイドから打診があったと説明したが、なぜTNCだったのか。改めて聞いてみると、詳細は公表していないとのこと。しかし、「地元福岡にはASKAシンパが多くいて音楽活動再開をバックアップしています。同級生には地元の広告代理店の社長もいる。そのラインで今回のテレビ出演につながったのではないか」(事情通)という話も。
ASKAが「母親のような気持ちで背中を押してもらったのは大きかったですねえ」と“福岡愛”を語ったことに嘘偽りはないのだろう。