低迷フジを救うのは誰だ 社長後継争いは“三つ巴”の戦いに
フジでは6月に株主総会があり、そのタイミングで社長交代があるとされる。後継候補は3人。遠藤氏のほかに、同じくフジテレビ専務の鈴木克明氏、フジ・メディア・ホールディングス専務の金光修氏の名前があがっている。週刊現代のとおり、現段階では遠藤氏が一歩リードと言われているようだ。
「ただし、遠藤氏は亀山氏の“子分”のような存在です。亀山氏が編成局長だった時に、遠藤氏は編成部長を務めている。新体制で“亀山色”を一掃できるかが焦点でしょう。鈴木氏や金光氏は個性的で、うまく組織を束ねられるのかどうか。ただひとつ言えるのは、多くの社員が亀山社長の交代を望んでいるということ。低視聴率や事業失敗の影響は社員の生活にまで及んでいて、ボーナスは2年前と比べて30%もカットされている。40代以上で年間100万円以上も減らされています」(前出のフジテレビ関係者)
フジの事実上の“トップ”に君臨する日枝久会長は、どのような判断を下すのか。