テレ朝ドラマ制作部長 経費不正流出で懲戒の裏に泥沼不倫

公開日: 更新日:

 さすがにここまでやったら、アウトだ。

 テレビ朝日は先月21日、総合編成局ドラマ制作部のA部長(57)が過去7年間、私的な飲食代を会社に不正に請求していたとして、部長職を解任する降格処分にした。

 A前部長は「相棒」や「ドクターX」など、ドラマ部門を統括するゼネラルプロデューサーだった。飲食の際に会社名で領収書をもらい、2010年4月以降、計605件、約559万円分の飲食代を経費として精算していた。本人は「業務と私用の境目がなくなった」と不正を認め、すでに全額返済しているという。

 もちろん、経費の不正流用はれっきとした会社に対する背任行為だが、7年間で使った559万円は1年間当たり79万8000円で、月にしたら6万6547円。それでも厳しい処分となったのは、その裏にドロドロのダブル不倫があったからのようだ。

■きっかけは週刊誌の不倫報道

「3月上旬に週刊新潮で40代のスタイリストとの不倫劇が報じられ、それをきっかけに社内調査を行い、不正使用が発覚した。女性も既婚者で、ドラマの収録現場で知り合ったそうで、03年からダブル不倫関係にあった。今年に入ってからA前部長の奥さんから女性に電話があり、次々と事実が明るみになった。その後、女性は誓約書にサインをさせられたうえ、慰謝料を請求されたようです。A前部長は昔から女性関係がハデで、いつか問題になるのではと周囲も気を揉んでいました」(テレ朝関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された