極上旅でメロメロに 濱田のり子がハマったスペインの魅力
目覚めたのは20年ほど前です。赤ワインのポリフェノールがアンチエイジングに効果があると親しいお医者さまから聞いて以来、意識し始めたんじゃないかしら。今は世界中からおいしいワインが輸入されてますし、国産ワインだってすごくおいしい。その中でイチ押しは、テンプラニーリョ種ブドウで醸造するスペイン産赤ワイン。
■州政府の招待でスペインワイン三昧
出合ったのはちょうど10年前。知人が経営するレストランのシェフがスペイン・アンダルシア州政府主催のイベリコハムのカッティング技術を競う「イベリコハムコルタドールコンテスト」で準優勝しまして、その副賞でシェフと私も約2週間、アンダルシアに招待で旅行した時でした。滞在中はイベリコ豚の育成農場や加工場、熟成倉庫を訪れ、その合間に観光をしながらの贅沢な旅。行く先々でスペインならではのお料理やワインをいただきました。私たちは州政府の特別ゲストですから、どれも極上品ばかり。おいしいに決まってますよね。
しかも、夜は夜でオフィシャルなレセプションがあって、何もなければホテルの近所のバルに繰り出し、4軒、5軒とハシゴ。アンダルシア特産のシェリー酒も含めて、まさにスペインワイン三昧でした。それにすっかり魅了されちゃって、帰国してからは何かといえば“スペインラブ”。麻布十番にある食品スーパー「日進ワールドデリカテッセン」で、イベリコ豚やスペイン産のチーズやワインを買い求め、外食もスペインレストランが増えました。