母との酒で呑んべえと気づく 齋藤めぐみは二日酔い知らず
ここのところ、ドラマに引っ張りダコの女優・齋藤めぐみさん(31)。首都大学東京の哲学科を卒業した才媛だが、実は大の日本酒好き。自身のお気に入りの銘柄を語り尽くす。
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初めてお酒を飲んだのは、上京してアパートに引っ越した時。それまで名古屋の大学に在籍しながら東京の大学に行きたくて、受験をし直して首都大学東京に無事合格。2歳下の妹も東京の大学に合格し、横浜線の沿線に2人で住むことになったんです。
母も引っ越しの手伝いに名古屋から来てくれて、その晩は3人で居酒屋に直行。もともと母はお酒が好きだったんですが、4年前に亡くなった父がまったくの下戸だったので、あまり飲む機会がなかったようです。たしかに、実家で母が一杯やっている姿は見たことがなかった。私もちょうど成人になったころで、母は一緒に飲める相手が見つかったのがうれしかったのか、その居酒屋に入るなり、白ワインのボトルを注文しました。
その時は妹はまだ未成年だったので、母と2人で飲んだんですが、簡単にボトル2本が空いちゃって、意外に自分が強いことがわかってビックリ。母は久しぶりのお酒に少々酔っぱらって、いつもよりずいぶん冗舌になっていました。