「女囚セブン」出演中の内藤理沙 両親の飲む酒が至福の時
テレビ朝日系の新ドラマ「女囚セブン」に新人刑務官役で出演中の内藤理沙さん(28)。かつて強豪チームのラガーマンだったお父さんと飲む酒が、何よりの楽しみだ。
4月8日、私は群馬県から出てきた両親と一緒に、秩父宮ラグビー場にいました。スーパーラグビーのサンウルブズ(日本)の試合を見るためです。
父は昔、三洋電機でセンター、フルバックを務めた選手。チームにはシナリ・ラトゥ選手もいて三洋がとても強かったころです。でも、試合に連れていかれても幼い私はまったく興味がなく、スタンドでラトゥ選手の娘さんと鉄棒などをして遊んでいました。
最近やっとラグビーが面白くなってきて、こうして時々、試合を観戦するようになりました。開幕から5連敗していたサンウルブズは最後の数分間でブルズ(南アフリカ)に21対20の逆転勝ち。その日、54歳の誕生日を迎えた父は大喜びです。
試合が終わると母と3人で父の誕生祝い。料理屋さんに入って、まずはシャンパンで乾杯。うちの父は体がガッチリしている割に、それほど強いほうではなく、顔がすぐ赤くなります。「オレはここからが長いんだ」と見えを張りますが、たくさんいける感じじゃありません。ただ、この日は日本の久々の勝利がよほどうれしかったのか、シャンパンの次に頼んだ白ワインも急ピッチで杯を空けていました。