櫻井翔ドラマも絶不調…日テレ「視聴率王者」陥落の危機
TBS系も負けてはおらず、日曜劇場「陸王」は初回14.7%、「コウノドリ」も11~12%台を推移。だからこそ、「国民的アイドルと朝ドラ俳優を起用しても数字が取れない日テレは面目丸つぶれ状態」(前出の関係者)というわけだ。
■今年度も「視聴率3冠王」確実視だが
そんな日テレに対し、主演俳優の所属事務所やスポンサーからのプレッシャーはすさまじく、早急な対応を迫られているというのだが――。
「編成が番宣を担当する宣伝部に対しテコ入れ策を指示したのですが、これがめっぽう弱い。『24時間テレビ』のチャリティーマラソンの走者の時もそうでしたが、日頃から付き合いのあるスポーツ紙やテレビ誌の担当記者にさえ情報開示しないご都合主義の対応をしたため、大ヒンシュクを買った。今回も後手後手の宣伝部から有効なプランは出てこない。ドラマのチーフプロデューサー自ら宣伝のアイデアを出しているような状況なんです。
しかもこんな有事にもかかわらず、“先僕”の宣伝担当は休暇を理由に一切連絡が取れない状況をつくったとか。誠意に欠ける対応にジャニーズ事務所だけでなく、制作スタッフもお怒りモードです。片や『今から――』も宣伝担当から上がってくるのは、振り返り動画や新聞広告などありきたりのアイデアばかり。ドラマ制作経験者も多数いるんですけどね」(別の日テレ関係者)
今年度も視聴率3冠王が確実視されている日テレ。だが、ドラマの不振や現場の士気が下がるような状況が続くなら、その座から転げ落ちるのはあっという間だ。