社長として不安も…小泉今日子が語る“独立後”の今と展望
2015年に所属芸能プロダクションから独立し、制作会社「株式会社明後日」の社長として、イベントや舞台を手掛けてきた小泉今日子(52)。大海原に船出したばかりの活動や、これからの展望を直撃した。
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舞台はこれまで2本プロデュースしました。
最初は「日の本一の大悪党」という「四谷怪談」をモチーフにした作品で、プロデュースと演出と出演の3役を兼ねたので大変でした。
美術や音楽、照明などは長年、自分のコンサートで培ってきたノウハウがあるので、自分の思い通りできたと自負していますが、演出は向いてないかもしれませんね。人に演技をつけるにはまだ修業が足りないことを自覚した公演でした。
「明後日」という会社名は、「後から歩いてくる人たちが歩きやすいように未来への道を整えたい」という趣旨で名づけたものです。
50歳になった時に、自分に残された時間を自然と意識するようになって、10年後を見越して作りました。私たちは定年がないけど、60歳から先は「おまけ」のようなもの。今やりたいことをやらないと後悔すると思いまして。