ウルトラQ女優太鼓判 映画「ダウンサイズ」が超シュール
「ウルトラQ」で江戸川由利子役を演じた主演女優の桜井浩子さんも、「前半は1/8計画そのもの、全編を通してもウルトラQの世界観を彷彿とさせる場面があった」と話す。
自身も劇中で縮小する由利チャンを演じた。特撮を十八番とする円谷プロダクションの製作だけに1/8計画の撮影難易度そのものは、ほかの回と比べて変わらなかったというが、
「ただスタジオに入ったらビックリ! 江戸川由利子のスナップが飾られた特大の写真立てや黒電話がセットとして用意されていて、まるでガリバー旅行記の逆バージョンの世界に紛れ込んだ錯覚に陥りました。実際に受話器を外して(仲間の)万城目淳や戸川一平に電話する場面では、石膏で固めた受話器が重すぎて持ち上がらず、少し壊してしまい、円谷一監督に叱られちゃいました。マット・デイモンについてですか? 彼の演技はいつも自然体ですが、今作もごく自然で良かったです。10点満点の10点!」。
ちなみに、ふたたび縮小する役柄の出演オファーがきたら?
「きっぱり、お断りいたします(笑い)」
「ダウンサイズ」の公開は2日から。いろいろな楽しみ方ができそうだ。