高島忠夫、渡哲也…女性誌がスターの老いを取り上げた事情
今週の女性週刊誌に、ふたつの気になる記事が登場した。
ひとつは、高島忠夫・寿美花代夫妻、もうひとつは渡哲也の、どちらも健康問題だ。
高島・寿美夫妻は、高島が十数年前から糖尿病、うつ病、そしてパーキンソン病、不整脈と闘病生活を続け、それを寿美が献身的に世話してきたことが、ドキュメンタリー番組で放送されたほど。よく知られた話だが、最近、都内の自宅周辺で2人の姿を見かけなくなった。自宅に医師と看護師が訪問巡回しており、病院にも通えないほど衰弱しているのか……という記事だった。
夫妻に代わって息子で俳優の高嶋政伸が「ホームヘルパーが交代で食事や洗濯、掃除などの家事をしに来ていて、週1で医師が訪問している」ことを明かしている。何しろ、高島が87歳、寿美が86歳と高齢で、外の散歩などもしなくなったらしい。高島は往年の映画スターで、テレビの司会、映画解説でも知られるし、寿美も宝塚の大スター。外出するにも、それなりに見栄えよくしていたいだろうし、カッコよさを残したいとなれば、外に出るのもおっくうになりがちだろう。自宅では自分たちで寝起きはしているそうだ。兄の高嶋政宏や弟の政伸ら家族が時々、顔を見せているという。