大作続編、本格サスペンス…批評家が厳選する“酷暑の映画”
最後は18年夏の横綱というべきアクション映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」。人気スパイシリーズ22年目の最新作(6作目)だ。主演トム・クルーズは製作者としても本作に全てを懸けているから凄いのなんの。スカイダイビングの倍以上=高度8000メートルから酸素ボンベを背負って飛び降りる超高高度ジャンプをはじめ、車体がかすったらあの世行き確実な、ノーヘルバイクによる逆走すり抜け、自ら操縦するヘリによる山間部へのきりもみ降下などなど、ノーCG、ノースタントマンで体当たりの熱演。極め付きはビルからビルへのジャンプで右足首を骨折しても撮影続行。56歳大スターの根性に勇気づけられること確実な熱血作だ。