NHK“ポスト有働”和久田アナ 民放とは一線画す華ある本格派

公開日: 更新日:

東京五輪に向け期待を一身に背負う

 振り返ってみると、近年のNHKは看板として期待された美人アナがなかなか定着しないという傾向にある。スポーツを中心に担当していた杉浦友紀アナは、グラマラスなボディーで注目を浴びたが、結婚前に半同棲生活がスクープされてイメージダウン。新潟放送局で地方に収まらない人気を誇り、中央での活躍が期待された小正裕佳子アナは、異動直前にまさかの早期退局。セント・フォースに移籍し、「news zero」サブキャスターに抜擢された。そして、癒やし系アナとして好感度急上昇中だった桑子真帆アナは、フジテレビ谷岡慎一アナとの電撃婚&スピード離婚により、自ら人気に歯止めをかけてしまった。

 もはや、和久田アナを除けば、若手・中堅アナのなかに有望株が見当たらないのが現状だ。少なくとも、東京五輪が終わるまでは結婚・退社をして欲しくないというのが局の本音だろう。

 約3年間在籍した岡山放送局からの異動直後、悪天候で注意報が出された際、勤務時間外にもかかわらず自主的にニュースセンターに駆け付け、先輩アナたちの動きをしっかりメモに取りながら勉強していたというプロ意識の高い和久田アナ。ディレクター業にも興味を持っていた時期があるようだが、せっかく生まれ持った“華”を生かして、これからもNHKの顔として目いっぱい活躍してもらいたい。

女子アナ評論家・松本京也)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された