たけしエンタメ賞で話題賞 山根氏「男冥利に尽きます」
「第28回東京スポーツ映画大賞」の授賞式が24日、都内で行われた。作品賞を「万引き家族」、監督賞を上田慎一郎監督(「カメラを止めるな!」)が受賞。
毎回、注目を集める「ビートたけしのエンターテインメント賞」の授賞式も同時に行われ、歌手の純烈と並び、日本ボクシング連盟の山根明前会長が「話題賞」を受賞。審査委員長のビートたけしはこうコメントした。
「テレビの企画で対談をして単なるコワモテじゃなく、シャレが効いていて面白い人だと思った。存在感そのものが誠にアウトレイジで何とも言えないという。しかし最近これほど、スポーツ新聞やワイドショーを盛り上げてくれた人はいない」
これに対し、山根前会長は、「男冥利に尽きます」と回答。たけしは、「対談の時『山根会長が男になったのはいつですか?』と聞いたら、『13の時』と答えたが、その後電話があった。『すみません。私は嘘をついてました。正確には12です』と言われて。なんて誠実なんだろ。どうでもいいって」と会場を笑わせた。
山根前会長は「僕は逃げてません。男山根、このような賞をいただいて、たけしさんに本当に感謝しています」と答えた。