堀ちえみに吉田拓郎も…芸能人の「がん告白」が相次ぐワケ
「もともと芸能人は表現者で、人生のさまざまなシーンを楽曲などの作品にしてきた。恋愛に冠婚葬祭のみならず、病気という、これまで公にしていないような部分も、SNSなどによって、自分から発信する時代になったということかも」と、前出の芸能プロ社長は言った。
拓郎は闘病の経験を踏まえて、こんなメッセージを送っていた。
「人間は心と体が健康でないと幸せな気分、力が湧いてこない。そして愛のある日常でなければ人生は味気ない。これがすごく大事な事と痛感しました」
がんは日本人の死因のトップで、2人に1人はがんになり、そのうち3人に1人が亡くなっているとされる。とりわけ中高年ともなれば、他人事じゃない。芸能人のがん公表とメッセージは、そうしたつらい思いをしている者にはとても有用に違いない。