労基署が大手に是正勧告…芸能プロはやはりブラックなのか

公開日: 更新日:

 不規則な労働時間、タレントの送迎にスケジュール管理、営業の他、打ち合わせという名の飲み会、マスコミや一部ファンからの護衛役、果ては私生活の雑事にまで及ぶこともあるというから、時間が不規則で長時間なのも致し方ない部分はある。それでも、担当するタレントがブレークした時の喜びは何物にも替えがたいという声も一方ではある。

「担当した新人が大ブレークして会社から数百万のボーナスをもらい、20代でベンツのEクラスを買ったなんて話はこの業界にはゴロゴロしています。でも、最近ではマネジャーとタレントの関係も、現地集合、現地解散だったり、現場に顔を出さないで何人ものタレントを担当するようなタイプも出てきている。本当にケース・バイ・ケース」と、某大手芸能プロダクション幹部は言う。働き方改革と芸能界が折り合いをつけるのは難しそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド