鶴田真由さん最後の晩餐「おいしい米と漬物、塩があれば」

公開日: 更新日:

 父方の祖父は残された写真を見ると身内ながら彫りの深いハンサムで、祖父と結婚した祖母は面食いだったらしい(笑い)。祖母は名付け親ですが、私が小さい時に亡くなっていて記憶はありません。和歌を詠んだり、画家の卵の面倒をみたりで芸事が好きだったそうです。母方の祖母も絵を描いていました。

 先祖のことを知ってたくさんの遺伝子を受け継いで、今の自分がいることを改めて実感し感謝するようになりました。だから会えなかった祖父や記憶に残っていない祖母に会いたいですね。死んだら会えるんでしょうけど(笑い)。

 断捨離のスイッチはまだ入っていません。最終的には自分にとって本当に大事なもの、必要なものだけを残して身も心も周りのものも身軽にしていければという思いはあります。

 (聞き手=中野裕子)

 家族愛を描いた映画「こはく」(横尾初喜監督)が6月21日からロケ地・長崎で先行上映され、7月6日からユーロスペースなど全国で公開される。

【連載】死ぬまでにやりたいこれだけのこと

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動