松崎しげるさんは飲むと20歳の息子に背負われて帰ることも
ウイスキーを飲むのが当時のステータス。いろいろなカクテルを飲むのもはやっていました。
その頃はおねえさんや先輩の「振る舞い酒」ばかりでね。だってポケットに500円しかない日が当たり前。
当時はヒッピー文化があって、みんな髪が長くてパンタロンをはいて、新宿のロータリーや公園で寝るのがファッションになっていた。1969~70年ごろの話です。自分が人にお酒を振る舞えるようになったのはソロシンガーになって、27歳くらいから。
■60度の泡盛「どなん」をバンバン飲んで沖縄の人に驚かれた
沖縄の泡盛の「どなん」という60度以上の強い酒をショットで飲んでいた時期もある。
沖縄に行った時にどなんをバンバン飲んでいたら、「沖縄の人もそんなに飲まないですよ~」と驚かれましたね。
飲んでいる時は陽気になってしゃべりっぱなしで、上半身は元気なのに、いざ立とうとしたら、全然足腰が立たない(笑い)。