「ぎぼむす」vs「奥様は、」綾瀬はるか次回作の熾烈争奪戦
「鉄は熱いうちに打て!」が、今のテレビドラマ制作現場の合言葉でもある。
前出の芸能関係者によれば、TBSは綾瀬の出演にかなり自信を持っているらしい。
TBSは2004年7月期の連ドラ「世界の中心で愛を叫ぶ」で綾瀬を女優としてブレークさせた。以降「JIN-仁」を始めとする一連の自局の作品で「一流の女優に育て上げた」という自負もあるという。日テレとの争奪戦には負けるわけにはいかないのだ。
ところが綾瀬のスケジュールを改めて調べてみると、意外な事実が判明した。「いだてん」第1部の終了とほぼ同時に、新しい仕事に入った。それは映画で、7月上旬にクランクイン。東京・世田谷と静岡・下田、神奈川・真鶴でロケが組まれた。この映画の製作は日テレで、監督は「ごくせん」などの作品で知られる佐藤東弥氏が担当。共演するのは「奥様は、」で綾瀬の夫役を演じた西島秀俊だという。
さらに驚くのは、この映画がアクション大作という点だろう。「奥様は、」では綾瀬のアクションシーンが話題となったが、とりあえずそのオイシイ部分だけを映画にしてしまおう……という戦略かもしれない。