著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

12日は上田市で後輩と仕事を…夜18時から決行した落語会

公開日: 更新日:

 これは今から25年前、落語が最も人気のない時代。当時の新宿末広亭は経営難で存続が危ぶまれてました。その日、朝から大雪の日があり交通機関にも乱れが。末広亭には午前だけで40件、営業するのかを尋ねる電話の問い合わせが。「いつも普通の営業で20~30人なんて日があるのにこんな雪の日にわざわざ見に来ようとしていただける。まだまだ落語の人気も捨てたもんじゃない」と席亭が涙が出るほど喜んだら、問い合わせのうち36件が芸人からの問い合わせだったという話が私は大好きです。

 さて私の12日は長野の上田市に後輩と仕事に行ってました。夜18時からの落語会は決行。落語中になる警報アラーム。さらに大変だったのは翌日。北陸新幹線、高速が止まっており翌14日にそれぞれ仕事がある我々2人はレンタカーで何とか長野を脱出し仕事に穴をあけずに済みました。天災でも仕事があれば芸人のやることは変わりませんね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動