ワイドショーのラグビーW杯解説 秀逸なのはテレ朝の玉川徹
ラグビーW杯は日本代表が決勝トーナメントに進出し、テレビのワイドショーでは、にわかラグビーファンが大はしゃぎだが、にわかでない解説とコメントで評判なのがテレビ朝日系「モーニングショー」(月~金午前8時)の玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)だ。
スコットランド戦で決定的な追加点となった稲垣啓太のトライが、巧みなオフロードパスによるものであることを真っ先に指摘したのは、玉川さんだった。オフロードパスとは、タックルされて倒れながらも、片手でボールを投げてつなぐプレーである。
「パスって、僕らのころは両手で持ってするっていうのが原則で、片手だと怒られたんですよ。オフロードパスって、オールブラックスとかのやり方で、タックルを少し外して受けてパスできるようにして、もちろんトップスピードに入ってないといけない。本当に強いんですよ、日本は。興奮しました」と熱く語った。
玉川さんの「僕らのころ」というのは、京都大学ラグビーサークルのころで、“にわか”でないのは玉川さんが京大OBだからだ。これまでも、番組でラグビーが話題になると、待ってましたとばかりにウンチクを傾けた。