元SMAPで独り勝ち キムタクが歩むジャニーズ大幹部への道
「確かに『教場』も生徒たちが厳しい訓練を経て自分を見いだしていく“青春群像劇”です。2つのドラマに共通しているのは登場人物がそれぞれ事情を抱えていて、それがしっかりと描かれていること。相変わらずキムタクはカッコいい役柄ですが、彼だけがヒーロー然として描かれるかつてのドラマとは違う趣です。そうした意味でキムタクは、年齢に応じていい具合に役柄的にシフトできていると思います」
さらに今月8日には、SMAP解散から4年の歳月を経て、ソロアルバム「Go with the Flow」を発売。B’zの稲葉浩志(55)や槙原敬之(50)といった超豪華アーティストが楽曲提供。2月には東京と大阪でライブツアーも開催されるという。さる芸能関係者はこう話す。
■元SMAP組の“直参”
「ジャニーズ事務所は今、キムタクを“レジェンド化”しようと総力を結集しているんです。ジャニーさんという大親分を失った今、例えるなら“跡目の組長”は東山紀之、“若頭”は後輩の育成に専心するタッキー(滝沢秀明)です。ジャニーさんの妻ではないが、実姉である文字通り“姐さん”のメリー喜多川氏に寵愛されたマッチ(近藤真彦)は、レースばかりやって悠々自適の“伯父貴”。“SMAP組”が解散となり、組を割らずに残留した“直参”のキムタクはジャニーズ内でのポジションも盤石。“ジャニーズ一家”の大幹部への道を歩み始めたということですよ」