宍戸錠は「カズノコ」と…“頬っぺた”除去後に放った一言
しかし、家族から猛反対され、騒動になる。長男の開は「手術を強行するなら親子の縁を切る」とすごいケンマク。長年、見慣れた父親の顔が変わってしまうことが耐えられなかったのだろう。
1956年に入れ、01年に除去するまで45年間も我が肉体だったオルガノーゲンはやはり石灰化して固形になり、長さ9センチもあった。
手術後、宍戸は語った。「まるで昔の着色されていないカズノコのようだ」。術後、トーク番組で初披露した顔は、開とそっくりのイケメンだった。
「若返っちゃったよ」とご満悦だった。
(文・峯田淳/日刊ゲンダイ)