安田大サーカス団長安田さん 結婚までの“切ない恋愛譚”

公開日: 更新日:

嫁が「踊る!さんま御殿!!」でいった一言で大迷惑

 サイコー女は今の嫁に限ります。出会いは営業先。僕らがネタをやった時、MCをやっていたのが嫁(タレントの安田さちさん)です。楽屋に戻って「MCの子、かわいいなぁ」と言ったら、当時のマネジャーが「連れてきたるわ!」と言い、クロちゃんに「向こうのマネジャーが来るか見張っとけ」と指示して、嫁を連れてきてくれた。楽屋で嫁と電話番号を交換して会うようになったから、仲を取り持ってくれたのはマネジャー。

 結婚して10年経ちますけど、いいところは「穏やかさ」ですね。結構イライラする性格なのに、穏やかに過ごせるようにしてくれるのがありがたいです。

 でも、困るのは「踊る!さんま御殿!!」に、嫁が出たこと。番組で嫁は僕の浮気を心配してか、「大阪に戻ると連絡がつかない」と言ったんです。そしたらさんまさんが「大阪で団長見かけたら『遊んだらアカンで』とみんなで声かけよう」と。

 それからというもの、大阪のどこを歩いていても、「団長、遊んだらアカンで」と言われるように。舞台とか営業でネタをやってても、客席から「団長、遊んだらアカンで」と。揚げ句は遊園地に子供といても「団長、遊んだらアカンで」。

 さんまさんの影響力のすごさと、嫁はテレビに出ると何でもしゃべるんやと、怖さを知りました。普段は穏やかなのに……。もう暴露する番組には出させません! 最後までサイテーな話でしたね。

 僕はこれからは穏やかに暮らしたいので、嫁にはオファーしないでください(笑い)。

 (聞き手=松野大介)

▽安田裕己(やすだ・ひろみ=写真中央) 1974年4月、兵庫県生まれ。95年から芸人活動を始め、2001年にクロちゃん、HIROとお笑いトリオ「安田大サーカス」を結成。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇