倉木麻衣の“芸能界最悪の父” 山前五十洋さんの意外な評判
歌手・倉木麻衣(37)の父親で、俳優や映画監督などマルチに活躍した山前五十洋さんが心不全で亡くなったのは今月5日の朝のことだった。享年76。2017年に心臓弁膜症の手術を受けて、晩年はげっそりとやせ細っていたという。
山前さんの名前がお茶の間に広く伝えられるようになったのは、1999年にデビューした倉木が売れてからだ。父親としてワイドショーなどに出演、「倉木パパ」と呼ばれたが、娘の幼少期のビデオ発売で差し止め騒動になったり、娘と名前が1文字違いのAV女優プロデュースに関わったとされ、バッシングに。娘とは絶縁状態になり「芸能界最悪の父」とまで書かれた。だが、音楽業界ではこんな声もある。
「麻衣さんのキャリア形成には、山前さんのバックアップも大きかったと思いますよ。山前さんは40歳のときに誕生した一人娘を溺愛していた。3歳でCMデビューさせ、ピアノを習い、自宅にあったカラオケでマイクを握るのを見守っていた。麻衣さんが(所属レコード会社の)ビーイングとの関わりができてからは資金調達から人材確保までサポートしていた。縁の下の力持ちでしたね」(音楽事務所関係者)