テレビ報道番組の明暗 小川彩佳と有働由美子は○で…×は?
朝から晩まで放送されるコロナ報道はまるで金太郎飴――。
そんな中で最大激戦区は民放の「看板枠」の報道番組。テレビ朝日系「報道ステーション」、日本テレビ系「news zero」、TBS系「NEWS23」の5日をチェックした。
富川悠太がコロナ陽性で入院(退院して自宅待機中)、出演を見合わせていた共演の徳永有美が復帰した「報ステ」は相変わらず重苦しい。冒頭で「全国の感染者数が120人と4月以降でもっとも少ない人数となりました」と暗く沈んだ面持ち。油断できないとはいえ、明るい兆しすら歓迎できないといったふう。
直後に小池都知事が映し出されたが、都知事は感染者が増えると目元が緩み、減ると表情が曇りがち(そう見えてしまう)。そんな都知事とかぶったら損だ。
さらに「(事業者の方々が)安心して休業できる環境は整っているのか」「日々の暮らしを守るためにできることは」うんぬん。テレビで何十回も聞かされている目新しくもないフレーズをいまさら大上段から言われても……。