二階堂ふみの女優魂とひたむきさ 甘い新妻役でイメチェン
NHK連続テレビ小説「エール」第7週「夢の新婚生活」は“新婚コント”みたいだ。高校野球の「栄冠は君に輝く」など数々の有名曲を手掛けた作曲家、古関裕而氏とその妻がモデルの夫婦の物語だが、今週は裕一(窪田正孝=31)と音(二階堂ふみ=25)が東京で新生活をスタート。作曲家としての第一歩を踏み出した夫のために料理や家事にいそしむ音は、仕事を終え帰宅した裕一に「ご飯にする? お風呂にする?」と駆け寄る。お互いの名前を「音」「あなた」と呼ぶことが決まると、「キャー」と喜んで畳を転がる音。まさに「夢の新婚生活」で、二階堂の新妻ぶりを見ながら頬を緩ませている男性視聴者も多そうだ。
「昨年6月の制作発表の直後には『二階堂は朝が似合う女優じゃない』といった声も一部で上がりました。恐らくこれまで彼女が陰のある役柄を演じることが多かったためでしょうが、今回の『エール』でそんなイメージはガラリと変わったはずです。少女漫画のヒロインみたいな清純派に見事に変身してみせました」(芸能ジャーナリストの芋澤貞雄氏)
二階堂は過去に星野源(39)や菅田将暉(27)との熱愛が報じられ、3年前には映像作家の男性とのデート現場を撮られた。どちらかと言えば“肉食系”のイメージだった。最近はその手の噂がパタッと消えたのは、完全にスイッチが切り替わったからかもしれない。