二階堂ふみの女優魂とひたむきさ 甘い新妻役でイメチェン
「二階堂さんは凝り性な女優として知られています。今回の朝ドラの収録にあたり、ヒロインが生まれ育った大正から昭和初期の時代考証の資料を丹念に読み込み、古関裕而氏の長男にも実際に会って役柄のイメージを膨らませたと聞いています。その上で二階堂さんは“音”の人間像を頭に叩き込み、『こんな時、彼女だったらこんなリアクションをするだろうな』とイメージしながら演技の深みを楽しんでいると聞きます。演技にかける彼女のひたむきさが視聴者にも伝わっているのかもしれませんね」(前出・芋澤氏)
来週の「紺碧の空」は早稲田大応援部から作曲依頼が舞い込んで奮闘する裕一と、彼をサポートする音の姿が描かれる。ドラマで描かれる夫婦像も「甘い新婚生活」から少しずつ変化していきそうだ。
コロナ禍で現在は撮影を一時中断しているが、6月中旬ごろまでの放送分は収録済みだという。無事に最終回までゴールできるようにエールを送っている朝ドラファンも多いはずだ。