二階堂ふみの女優魂とひたむきさ 甘い新妻役でイメチェン

公開日: 更新日:

「二階堂さんは凝り性な女優として知られています。今回の朝ドラの収録にあたり、ヒロインが生まれ育った大正から昭和初期の時代考証の資料を丹念に読み込み、古関裕而氏の長男にも実際に会って役柄のイメージを膨らませたと聞いています。その上で二階堂さんは“音”の人間像を頭に叩き込み、『こんな時、彼女だったらこんなリアクションをするだろうな』とイメージしながら演技の深みを楽しんでいると聞きます。演技にかける彼女のひたむきさが視聴者にも伝わっているのかもしれませんね」(前出・芋澤氏)

 来週の「紺碧の空」は早稲田大応援部から作曲依頼が舞い込んで奮闘する裕一と、彼をサポートする音の姿が描かれる。ドラマで描かれる夫婦像も「甘い新婚生活」から少しずつ変化していきそうだ。

 コロナ禍で現在は撮影を一時中断しているが、6月中旬ごろまでの放送分は収録済みだという。無事に最終回までゴールできるようにエールを送っている朝ドラファンも多いはずだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動