新型コロナ問題に正面から迫った「大下容子ワイド」の衝撃

公開日: 更新日:

 同じことを繰り返すテレビのコロナ報道の中で衝撃的だったのは5月12日の「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)だ。新型コロナウイルスの発祥について最新情報を取り上げた。

 新型コロナは再び感染が広まっている武漢にあるウイルス研究所や、武漢の海鮮市場から12月のある段階で広まったという説が有力だが、それ以前だったのではないかというもの。中国事情通で権威ある雑誌などで発表された情報に詳しい興梠一郎神田外語大学教授が出演し、中国は昨年9月段階で「新型コロナ」という言葉を使っていたと語った。ビックリ仰天とはこのこと。

 中国が市場を閉めたのは元日。1月22・23日に習近平とWHOのやりとりがあり、23日に武漢がロックダウン、WHOのパンデミック宣言が3月11日。4月8日にロックダウン解除。いわば100日かけてコロナを抑え込んだ。

 11日にBSテレ東「ガイアの夜明け」で、上海でのコロナ対策を詳細に取り上げた。ロックダウンから間をおかずマスク争奪戦が始まり、スマホのアプリで感染者のマンションを表示するサービス、体温が表示されるアプリも始まった。昨年11月には浙江省に感染者用の病院が完成し、医療従事者も2週間隔離するシステムができた。病院に隔離された感染者が大きなモニターで一括管理されるシステムなどは完璧だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…