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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

裕次郎さんの自宅から遺跡が…本人と石原プロ社員の神対応

公開日: 更新日:

 芸能界の名門プロダクション、石原プロモーションが来年1月に解散することが発表された。

 直後から石原プロには問い合わせや取材が殺到し、対応がたいへんだったそうで、発表から20日ほど経ってようやく落ち着いてきたという。

 故・勝新太郎さんの勝プロ、故・三船敏郎さんの三船プロ、故・萬屋錦之介さんの中村プロなど、昭和のスターが制作もするプロダクションをつくったが、どこも最後は倒産や分裂といった経路をたどった。

 だが、この石原プロだけは違っていて、裕次郎さんが亡くなった後も映画ドラマの制作に加え、渡哲也舘ひろし神田正輝らが所属俳優としてもいい仕事を続けてきた。なにしろ、おおかた無借金経営でやってきたのだから、スタープロとして素晴らしい。

 裕次郎さんと初めて対面したのは、今から40年前、スポーツ紙の駆け出し記者だった頃だ。

 裕次郎さんは当時、東京・成城の自宅近くに土地を購入し、新邸宅を建設することにしたのだが、その土地から古墳時代の土器が発見され、研究機関が発掘調査をすると決定した(上神明遺跡)。

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