思い出いっぱいの横浜文体 最後にいいの見られて良かった
プロレスがおもしろ過ぎる。どの団体にも好きな選手がいて応援しているが、特にプロレスリング・NOAH(ノア)の潮崎豪選手がもの凄い。ルックスはおそらく全団体の中でも一番整っているのに強い。性格もいい。顔で選んだわけではないが縁あって今、私のパーソナルトレーナーでもあり、衰えた筋肉を鍛えてもらっています。
現GHCヘビー級王者。先日、横浜文化体育館(通称:文体)で行われたメイン試合ではGHCナショナル王者・拳王選手(現在は日本拳法の大釜道場の道場長も務めている)との2冠戦。勝てばGHCの2つのベルト保持者となる60分1本勝負。変な言い方だが入場人数制限内で超満員御礼。検温・消毒・マスク・飲酒NGの他、なんと言ってもつらいのは“声援禁止”で応援は拍手のみ。フルタイムで繰り広げられた試合は結果ドローだったが、死闘、激闘でお客さまの手のひらはみんな真っ赤っ赤。凄かった。途中両者ともマジで3回ぐらいずつ「あ、死んだ」と思ったので、引き分けのゴングが鳴った時は残念というよりは、大満足の大拍手が両者に送られた。
潮崎選手は熊本出身で子どもの頃は少年野球でエースで4番、中高続けたバスケットでは熊本県でベスト4。大好きだったテレビのプロレス中継で三沢光晴(NOAHの創業者)が「人間は努力次第で何でも出来る!」と言った言葉を聞いて本格的に体を鍛え、新弟子募集のテロップを見て応募、合格。憧れの剛腕・小橋建太選手の付き人に。先日の文体ではAbemaTVの生中継があり、会場に来られなかったファンの視聴数はなんと24万3000、2万件以上ものコメントが寄せられた。小橋さんもZoom参加し弟子を見守ったが、そのことで今や豪腕の潮崎選手は「超緊張した」らしい。