M-1王者も背骨骨折 芸人は“体を張ってナンボ”のお寒い事情
「番組の冠名にもなっている米村でんじろうさんの実験にも〈ハイリスク〉〈お笑いの域を超えている〉などと、批判の声が高まっています。実際にはでんじろうさんはその実験の監修に関わっていなかったんですが、“実験モノ”は、しばらく自粛せざるを得ないかも」(構成作家)
斎藤の早期回復を祈りたいが、冒頭の20代若手芸人は、こう明かす。
「トレエン斎藤さんといえば、2015年のM―1グランプリ王者です。本当だったら体を張る仕事なんて若い連中に任せてもいいはずですが、大半の芸人がこのコロナ禍で仕事が激減。たけしさんやさんまさんみたいな大物でもギャラを減らされている状況ですから、もう仕事がもらえるだけでありがたい。斎藤さんまでそうだとは言いませんが、危険を承知で断り切れない芸人の事故は今後も続くような……けがをしても文句なんて言えるわけがありません」
10年M―1準優勝の「スリムクラブ」の内間政成(44)も、月々20万円の住宅ローン返済が破綻寸前というから、若手は推して知るべし。やらせるテレビもどうかしているが、お寒い。