小説には痛みと苛立ちが必要…恥をかく覚悟はあるのかい?
と、何万回(体感的には)受けても通らなかった俳優のオーディションであったのに、ラジオドラマの脚本オーディションに送ってみたら合格。次にドラマ脚本のオーディションに送ってみたらまた合格。「これ、飯のにおいがするわん」と俳優を辞め物書きになろうと決める。いくつもの良縁に恵まれ映画脚本を書かせていただき、そのうちの一本、ファンキー加藤さん主演の「サブイボマスク」を小説化に、というお話を集英社さんからいただき、お世話になる方々のご尽力によりわたくしが書けることに。
■痛みと苛立ち
すこし前から「小説を書きたい」と思っていたわたくしは、ここぞとばかりに集英社担当編集者のSさんに「次はこんなことを書きたい」と乞うと「いいですね、いいですね」なんて言ってくださり改めて親子の物語、デビュー小説「ダー・天使」を出版、また次は一転美しき連続殺人鬼のお話「スノーマン」を成就。そしていまは次作小説を執筆中でもうすぐ、――もういちど言わせてほしい。次作小説は幻冬舎さんからもうすぐ出版予定ですので、ぜひ読んでくだされば幸いです。