嵐「新国立ライブ」大成功でも喜べないジャニーズの銭勘定
■もっと稼げた?
国立競技場は最大8万人を収容できるが、1000万人が見たとすれば125公演分。それをたった一日で成し遂げれば、国民的グループの面目躍如だろうが、イベントの収支でみると、そうでもないらしい。
「今回のライブは新国立に嵐が立ち、いくつものレガシー、新記録樹立を狙ったものでした。まず新国立での初ライブ、それもピッチにまで客を入れ8万人規模のコンサートをたとえば10日間、連続満員にする。80万人動員ならそうは抜かれない記録でしょうし、会場を訪れたファンがグッズを1人2万円分購入するとすると、チケットと合わせ計80億円ですよ。北京やアメリカで開くはずだった公演もコロナ禍で幻となっているし、18~19年のドームツアーで237万5000人を動員しているし、未曽有のウイルス蔓延がなく、本来の狙い通りだったならばもっともっと稼げたという思いもあるのでは」(制作会社スタッフ)
安室奈美恵の2018年の引退興行は最終ツアー80万人を動員し、最後の興行だけで約70億円を稼ぎ出したとの試算も一部で出た。