秋に躍動中のアラ還俳優5人 共通項は2本の「青春ドラマ」
佐藤は今年初め、激やせが報じられた。原因は大腸ポリープの手術の際に腸壁に痕があることがわかり、削り取り絶食したことが理由だった。
3月に渡辺謙とのダブル主演映画「Fukushima 50」が、7月に「銃 2020」が公開され、「銃」舞台挨拶では「ソーシャル・ディスタンスもヘッタクレもない並び」「最近はクレージーな映画ばっかり」と健在をアピールした。12月公開の主演映画「サイレント・トーキョー」など映画4本の公開を控える。
昨年、映画「空母いぶき」の公開では「体制側の立場を演じることに対する抵抗感」とコメントしたことに対し、作家の百田尚樹氏から「三流役者」よばわりされる騒動もあったが、アラ還の中ではもっとも役者として気骨あるのが佐藤。骨太な映画でライバルを蹴散らしそうだ。アラ還俳優の今はいろいろだ。
(峯田淳/日刊ゲンダイ)