夏目雅子さんとの思い出…ありがとう、元気にやってます

公開日: 更新日:

 還暦も迎えたので久しぶりに、自叙伝とまではいかないが本を出版しようと、あれこれ回想してみれば、つくづく私の人生はたくさんの人に支えられてここまでやってきたのだと改めて思った。その中でデビュー当時に仲良くさせていただいた女優夏目雅子さんのことをとても懐かしく思った。

 短大生時代に素人参加の演芸番組に出まくっていた頃スカウトされ、卒業後に初のレギュラーが決まりテレビドラマで本格的に芸能界デビューすることになり、そこで夏目雅子さんと共演。共演といっても私は毎回セリフがあるかないかの超端役、あちらは準主役級。緊張MAXの初顔合わせ、本読み、立ち稽古、何が何やらちんぷんかんぷんのロケ、スタジオ入り、その全てに夏目さん・雅子姉ちゃんが居ました。

 キラキラ輝いてました。「ほら、時間よ」「こっち、こっち」

 いつも声をかけてくれて、メークや下着選びまで教わり、次第に、一緒に美容院に行ったり、電車に乗って宇津井健さんのご自宅に遊びに行ったり、恋バナをしたり、番組終了後も、私が花王名人大賞新人賞を取った時にはプレゼンターとして花束を持って駆けつけてくれたら他の芸人さんたちが「わあ、夏目雅子だ!」って授賞式もそっちのけでわーわー喜んで、まさに花を添えてくれた。兄と少し年の離れた弟に挟まれた3人きょうだいということや短大生の頃芸能活動が始まったこと、容姿は真逆(?)だがなんとなく境遇が似ていたからか本当の妹のように可愛いがってくれた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…