おじいちゃん先生の印象だが…古関裕而さんの偉大さを実感
舞台公演真っただ中で、絶賛筋肉痛ですが、元気でやってます。
いよいよ今年もあと1カ月。コロナ禍の中、一時収録がストップし再放送でつなぎながらも何とかゴールしたNHK朝ドラ“エール”。最終回に向かってのストーリーのすっ飛ばしっぷりはダイジェストか? と思うほどの前代未聞のはしょり方で、変に良かった。お疲れさまでした。現場のスタッフや共演者の、火事場のばか力のようなチームワークの良さが画面にあふれていた。大ラスは薬師丸ひろ子や山崎育三郎、森山直太朗ら出演者たちによるNHKホールでの古関裕而作曲の名曲コンサートのおまけ付き。楽しかった。
古関裕而さんといえば、フジテレビで昔やってた欽ちゃんが司会の「オールスター家族対抗歌合戦」にデビュー間もない頃、山田家の家族で出させていただいた時に審査委員長をされていて、品の良いおじいちゃん先生というイメージだった。当時は私が無知で、先生の偉大さがわからなかったが今ならわかる。1964年の東京オリンピックのオリンピック・マーチも、スケールの大きさと颯爽とした半端ないワクワク感があり今年のオリンピックはなかったけれど、改めて曲を聴いて来年に気持ちをつなげたような気がした。世界中で大変な時に日本でオリンピックなんて、とても大変かもしれないけど、逆に“持ってる!”とも言える。