春名風花は加害者と和解…10年に及ぶ炎上被害のきっかけは
9歳でツイッターを始め、撮影や出演の様子、好きなマンガについてつぶやき、ファンとの交流も盛んになる。春名を一躍全国区にしたのが、ツイッター開始から間もなくの東京都の「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正(2010年)についての投稿だ。
「ぼくたちはいいまんがも、悪いまんがも、ちゃんと自分でえらべます」とつぶやいたのに続き、「きれいなものや、笑えるものだけみせて育てた子供が人にやさしい大人になるとは、ぼくは思いません」と断じ、ネットで熱狂的ともいえる賛同を獲得。条例改正反対派のアイコンとなったのだ。
しかし、これがアンチの格好の攻撃対象ともなった。女の子なのに一人称を「ぼく」とする「僕っ子」への違和感に始まり、アンチコメントを自作自演して弱者のふりをしているなどの中傷が続くなか、12年に嵐の冠番組へ出演したことで大炎上が起きてしまう。
番組では子どもタレントが嵐やゲストのファッションチェックを行ったのだが、春名がメンバーの相葉雅紀に対して「(コーディネートが)まったく合ってない」と、同じく松本潤には「派手」「キラキラ」で「反対にひく」と酷評したことに嵐ファンが激怒。春名のSNSに殺到し、「生意気だな(略)クソガキ」「上から目線むかつく」と炎上させた。