前田敦子の全米進出に勝機 カギを握るは濃厚ベッドシーン
■米倉涼子、満島ひかりも海外進出へ
前田の背中をさらに押すのが、製作側が積極的にアジア系の俳優を物色する動きに呼応して、これを専門とするエージェントも次々にオフィスを立ち上げていることだ。
「アジア系の俳優が主演を張ることは極めてレアなケースですが、それでも4、5番手のキャスティングで仕事が順調に入るのであれば、十分にビジネスとして成立するのです」(現地のアジア人専門芸能エージェント)
今年は前田の他にも、米倉涼子(45)、満島ひかり(35)、忽那汐里(28)、さらにはNetflixのドラマ「今際の国のアリス」で注目される土屋太鳳(25)らの海外進出へ向けた動きが本格化していくとみられている。そんな中で前田が現地で活躍できる可能性はどれくらいあるのだろうか。
「もちろん理想の作品に巡り合うことが大前提となりますが、ハリウッドのプロデューサー連中が(日本人女優に)心をときめかせるのは、その若々しいルックスといっていいでしょう。ベビー・フェイス好きと言い換えてもいい。彼ら欧米人はオーディションの現場で(日本人女優の)実際の年齢と現実のビジュアルにいつも驚きの声を漏らします。彼らの好みからいえば、前田は十分にチャンスはあると言っていいでしょうね。年齢もまだ若いし、見た目も20代前半といっても十分に通用します。さらにオーディションでプロデューサーから盛んに聞かれるのは『ベッドシーンはOKか?』という質問です。このハードルを越えられると合格のチャンスを手にするのはもちろん、ブレークする可能性も非常に高くなります」(別の現地エージェント関係者)
その点、前田は十分に勝機がある。16年放送の連続ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS系)では、濃厚なベッドシーンやキスシーンが評判になった。にわかに注目される前田の海外進出は成功する可能性が十分ある。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)