吉本の“粛清”に怯える エージェント契約組にさらなる問題
さるキー局関係者はこう話す。
「吉本とエージェント契約しているタレントは、加藤浩次、近藤春菜、田村亮、バッファロー吾郎A、川原克己(天竺鼠)、たむらけんじ、友近らがいます」
当時、吉本を批判していた芸人が多いのは確かだが、いずれエージェント契約の終了を吉本側から突きつけられるのか。
その一方で、「エージェント契約者」を追い込むさらなる問題もあるという。前出のキー局関係者が続ける。
「吉本興業とエージェント契約しているタレントについて、今年1月1日の申請時から、音事協の管理対象外となると通達があったんです。対象は、吉本興業所属時代の映像のすべてについてです」
■吉本時代の映像のすべては音事協の管理対象外に
これが何を意味するのか。「音事協」(日本音楽事業者協会)とは、吉本興業を含め日本の芸能プロ100社以上が加盟する最大手の業界団体で、タレントの肖像権などの管理が主な目的のひとつである。