宮さんが描くヒロイン像は大ファンだった芦川いづみが原点
1960年、当時小学6年生だった鈴木敏夫の一家は、名古屋市北区黒川に引っ越した。家のすぐ近くには「黒川日劇」という邦画系の映画館があり、やがて中学に入った彼はここへ足しげく通うようになった。
「この映画館では3、4日交代で作品を上映していたんです。1週間のうちに日活と大映…
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