「ボク恋」はツッコミどころ満載と賛否 ブッ飛び設定が続く日テレドラマ

公開日: 更新日:

 だが今作のように初めから「ラブコメ」を打ち出しているドラマであれば、逆にコントのような設定がスパイスとして効いてくる可能性も高く、実際にネットでも<ツッコミどころ満載で、思ってたより軽いノリのドラマだから、逆に見やすい><ラブコメとしては十分に面白い>など、肯定的なコメントも散見された。

 しかし中には<とりあえず見てみたけど、現実味がなさすぎて、次は見ないかなあ><前の『恋はdeepに』みたいに設定に無理がありすぎる>と辛辣な意見も存在している。

 ちなみに初回平均視聴率は個人視聴率は3%台、世帯視聴率は5%台と、この枠の初回放送にしては視聴率が振るわなかった印象である。やはりぶっ飛びコント設定のドラマが続いた日テレドラマに対する期待値がどんどん減っていっているのかもしれない。

 そろそろ骨太な日テレドラマを見たい頃合いである。

(文=水野詩子/ライター・コラムニスト)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言