フジとTBSは大ピンチ! ラブコメの定番「ドSキャラ」に視聴者うんざり
「どちらも俺様で意地悪で横暴と典型的なドSキャラなのに、なぜか視聴者からの評判がイマイチなんですよね」(テレビ誌編集者)
中島が演じる敏腕副編集長の宗介と、真栄田演じる男子高校生・壱成という2人のドSキャラ設定に対して、共通するこんな書き込みがネット上ではチラホラ。
〈ドSというより、人としてダメなレベルじゃない?〉〈こんな性格悪い男と、この先、恋愛関係になれるヒロインに感情移入できない〉……。
宗介も壱成も、共にその性格の悪さが気になって、今後の視聴を考えてしまうという声が見受けられるのだ。
「『恋つづ』の天堂先生はヒロインに対してはドSですが、普通に働き、周囲の人にも普通に受け答えできる人だった。ところが、今期の2つのラブコメはそこが少し違う」と前出のエリザベス松本氏はこう続ける。
「特に『プロミス・シンデレラ』の壱成の1話の振る舞いには〈大人をなめるな!〉と不快感を覚える人が多かったようです。そもそも、このところ続いていたドSブームに、視聴者が飽きてきたというのもあるように思います。それに加え、世の中はコロナ一色で殺伐としていますから。あまりにも癖が強いキャラがメインで登場するドラマは、視聴者も見続けるのが精神的に苦しいのかもしれませんね」
火曜の夜9時はフジ系の連ドラ、夜10時からはTBS系と、連続視聴を楽しむ人も多かった。局は違えど、連続してドSメインとなれば、視聴者が飽きてしまうのも無理もないか。