五輪選手の刺青 ジム、温泉、ゴルフ場の“タトゥーお断り”も変わっていくのかも
柔道男子66キロ級・銅のダニエル・カルグニン選手(ブラジル)も右胸に。よく見ると【家族】と彫ってあり美談になっていたが、柔道や剣道は刺青ダメだったのでは? アーチェリーのバレンティナ・アコスタヒラルド選手(コロンビア)は腕のタトゥーを隠すよう大会関係者に注意されて揉めたが、それで容姿の美しさが注目されファンが増えた。ラグビーは現在も長袖などで隠すらしいが彫るのは自由。競技によって対応はさまざま。歌舞伎にも刺青は出てくるが、その後仕事がしにくくなった優秀な日本の彫師たちが、香港・シンガポール・フィリピン・タイ・インド・欧米などに渡り、今日のような自由なデザインのタトゥーにまで発展。今回のTOKYO2020では逆輸入ということに。
昔は隠して念じたり精神的美意識を持っていた頃もあったが、今は信念は見せてアピールの時代か。海水浴場・スポーツジムや温泉、ゴルフ場の入り口にも“オシャレなタトゥーも刺青もお断り”と書いてあるが、これからは、そうも言ってられなくなるのかも。アイドルや芸能人にも増えてきました。町にも普通に一気に増えますね。