著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

リスナーとの絶妙な関係を続ける三四郎・小宮の壮大な実験

公開日: 更新日:

「僕らニッポン放送のモルモットなんです!」(小宮浩信テレビ東京「ゴッドタン」8月14日放送)

 ◇  ◇  ◇

 ラジオについて語る企画に参加した三四郎。彼らは2015年から深夜3時からのニッポン放送「オールナイトニッポン」(ANN)、いわゆる2部の「0」のパーソナリティーを務め、19年に念願の1部(深夜1時から3時)に昇格した。だが、今年、再び2部へと“降格”してしまう。こうしたケースはアルコ&ピース以来、2組目だ。

 彼らの場合、代わりに1部を務めたのは異業種であるミュージシャンの山下健二郎。三四郎の場合は、同じ芸人で後輩の霜降り明星だ。それでも三四郎の小宮浩信(37)はその発表の際「あぶねー、耐えた!」と継続することを喜んでいたが、「アラフォーで深夜の3~5時はゲロきちぃ」と体力面でのキツさを語る。

 一方で「なりふりかまっていられない」と番組ファンクラブを新設。5000人近くの会員を集めている。これはANN初の試みだ。これらのことについて小宮が語った一言が今週の言葉だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動