菜々緒は「TOKYO MER」が大きな転機に…“普通っぽさ”が演じられる強み

公開日: 更新日:

 12日の最終回で番組最高の数字を叩き出したTBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」のファンは、まだまだ“ロス状態”が続いているようだ。

 芸能ライターのエリザベス松本氏は「何かと息苦しい世の中で、『TOKYO MER』は勇気と感動、そして〈ドラマって楽しい!〉というシンプルな思いを再認識させてくれた。コロナ禍の中で、爆破シーンなどの撮影は大変だったはず。それでもオリンピック中も休むことなく届けてくれたキャストやスタッフに、視聴者は感謝しながら最終回を見届けたのではないでしょうか」と話す。

 最終回の放送直後には、ドラマの登場人物である「白金大臣」がトレンドワード入り。演じたのは女優の渡辺真起子(52)で、これまで数多くの映画やドラマ、舞台で活躍している。世の中に広く認知されたのは、やはり2012年放送の小泉今日子(55)主演ドラマ「最後から二番目の恋」(フジテレビ系)だろう。渡辺は小泉の親友役を演じた。

「白金大臣は常に真っ白なスーツに身を包み、どんでん返しでMERの味方となった。その様子に大ヒットドラマ『半沢直樹』で江口のりこさんが演じた白井大臣を思い出した人も多かったようです。MERに出演した俳優陣は今後しばらくドラマ界から熱いオファーが届くでしょうが、特に渡辺さんには今まで以上に目立つ役でのオファーが増えそうです」(芸能プロ関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  2. 7

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  3. 8

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  4. 9

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  5. 10

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった